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2011-02-04〜07 なずな百姓塾/スタジオアウラさんから
[活動レポート]
百姓塾@
昨年の秋に申込みをし、ずっと楽しみにしていた百姓塾。

10月に札幌で開催された赤峰さんの講演会で
「百姓塾行きまーす!」
「早く申し込まないと来れないよ」
「わかりました〜」
なんて赤峰さんとお話し、
申込み受付前から申込み。。この日を待ちに待っていました。

大分県にある赤峰勝人さんの農園で
3泊4日で行われる百姓塾に2/4から参加してきました。

ちょうど立春の日から始まった百姓塾。

九州は雪国真っ只中の北海道とは大違い。
春の空気、春の匂いを感じました。
緑もあるし、菜の花も咲き始めていたり、
もちろん畑に野菜も育っています。

4日間お世話になる食養庵に到着すると
荷物を片付ける暇もなく、
何だかあっという間に、白菜の漬け物をつけて、
畑に到着していました。
(この間の写真もとることを忘れていました…)



畑では、
大根を抜いたり、食べたり、
ごぼうを抜いたり、食べたり、
にんじんを抜いたり、食べたり、
(たべてばかり…)
早速美味しい野菜の洗礼です。





「食べました」
「美味しかった」
と、書くと、
ホントありきたりの書き方で
この感動を伝えられないのがもどかしい!

とにかく、
今まで食べた有機や自然農法のお野菜とは
全然違う美味しさです。



「お野菜のエネルギーが違う」
この言葉がぴったりかもしれません。

だって、畑が全然違うんです。

畑の土は
やわらかくてふかふかで
ふんわりあったかい。

畑に入ったとたん全身が包み込まれるような
ここの場所が畑だということを忘れてしまうような
心地よさなんです。
こんな畑に育つお野菜だから
のびのびぐんぐんエネルギーいっぱいに育つのでしょうね。



畑の見学を終えると、
食養庵に戻り、当番にわかれて
食事の準備やお風呂焚きです。
4日間、掃除、食事準備、片付け、お風呂は
当番でまわってきます。
初日はお風呂焚き当番だったのですが、
これまたおしゃべりに夢中になってしまい
写真を撮り忘れ…
薪で焚くお風呂は
温泉のように温かく冷めにくい
なんて知っていました??
井戸水&薪で
普通のお風呂とは思えない
いつまでも湯冷めしにくいお風呂に感動!

食事の後は、座学、

百姓塾A
百姓塾の朝は、呼吸法からはじまります。

みんなで呼吸法をした後、朝日を参拝。



その後、掃除をし、梅醤番茶をいただき午前中の座学。
お食事を作り食べ後片付けをした後は
午後から畑の実習
と、毎日夜寝る前までスケジュールがびっちりです。
こんな生活って学生時代の宿泊研修以来じゃないかな…

2日目の畑の実習は堆肥作り。
堆肥のつくり方と完熟させるまでの工程を学びました。



赤峰さんの堆肥は発酵をうながすため鶏糞などを使います。
堆肥も全く動物の糞などを使わない方法など
色々な作り方があると思いますが、
大切なのは完熟させること。
完熟させた堆肥は匂いもなくふんわり温かい感じがします。
こうやって作られた堆肥からは
糞の匂いなんて絶対ありえません。



赤峰さんの畑には2年ものとかそれ以上のものなど
完熟させた堆肥がたくさん積んでありましたが、
北海道で長期間かけて完熟させるのは、
寒い時期が長いので、場所や設備等大変なようです。
発酵するには、適度な温度が必要ですしね。。



堆肥作りの後は、みんなで麦踏み。



こうやって踏むだけですってお弟子さんがやってみせてくれスタート。
なーんだ、楽々じゃない
って思いきや、
爪先立ちに近い状態で細かく横移動しなくてはならず
あっという間に足がつりそうになりました。
結構手間のかかる大変な作業らしく、
本当は何度か麦踏みをすると良いらしいのですが、
1回しかできないと言っていました。
これは、確かにみんなでやれば早いけれど、
地味だけど大変な作業です。


3日目の畑の実習は
まずは大根畑に行きみんなで思いっきり大根抜きです。
けっこう立派な大根でしっかり根を張っていて
ゆらしながら左回りに抜かないと途中で折れてしまいます。

「右回りに生えているので、左回りにまわすと抜ける」
まさに陰陽の法則です。



次は、さつまいもの苗作りの実習。
さつまいもっていうのが、さすが九州!
小さいさつまいもをそのまま植えて
何度か苗をとるそうです。



3日目は盛りだくさんで、
次はまたまた移動し、抜いた大根で切干作りです。
手切り?と一瞬頭の中をよぎりましたが、
機械で大根をガンガン洗い、
機械に大根を入れると千切り状態の大根がでてくる
という
すごいマシーンを使い
どんどん千切り大根ができていきます。





あっという間に
ずらっと切り干し大根の列が並び
百姓塾での最後の実習が終わりました。



百姓塾最終日〜塩場へ
百姓塾最後の日は
呼吸法、掃除、梅醤番茶の後、
作文を書き、座学、ご飯の準備、ご飯を食べ片付け
と、あっという間に解散の時間です。

この日はその後、なずなの塩の塩場を見に行くことになっていたので、
北海道組4人で塩場のある間越に向かいました。

どこにも寄り道せず向かったのですが、
グニャグニャの山道で、かなり時間がかかって到着。
赤峰さんが私たちが行くことを連絡していて下さり
塩場の方たちが、作業をとめて待っていてくださいました。



初めて見る塩つくり。



ここに海水を循環させ、風で水分を飛ばし
濃度をあげていくそうです。

随所にこだわりがあって
作っていらっしゃる方の思いがあって
こうやって自分の手元に美味しいお塩が届くことを
感謝せずにはいられません。





なずなの塩は大量生産できないので
生産が追いつかず販売がお休みの時もあります。
塩もつい先日まで欠品が続いていたそうです。
なずなの塩はネットや大分空港でも購入可能ですが、
この塩のよさを理解してくれる方に
赤峰さんの考え方に賛同してくれる方に
塩を届けたいという思いで作っているそうです。



私は塩はジプシーのように色々使ったのですが、
今は海の精を使っています。
身土不二の考え方から言うと
北海道の海塩を使いたいのですが、
旨みのある塩がなく、海の精に舞い戻っていました。
なずなの塩も以前使ったことがあるのですが、
送料などのコストを考えると普段使いは難しいなと
特別な日だけ使っていました。

でも、やっぱりなずなの塩は美味しいんですよね〜

在庫がなくなり次第、なずなの塩に変えようと思います。
パワーも旨みも違います。

お店のおにぎりもお料理もなずなの塩に変えていきますので、
是非味わってみて下さい♪
塩の味をみてみたい方は味比べも可能ですので
是非声をかけてくださいね。

3泊4日の集団生活に
集団が結構苦手な私は、
大丈夫かな…と不安もありましたが、
気が付けば毎日が瞬く間に過ぎてゆき
終わるのはあっけないものです。

本当に貴重な経験と学びの多い4日間でした。
ありがとうございました!


[活動レポート]

Edited by たわふ 2011-03-02 13:48:01
Last Modified 2011-03-02 14:01:15

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