なずな百姓塾5月
今年2月の初参加に引き続き、5月も行ってしまいました。実は今回不参加の予定でしたが、何故か参加出来るようになりまして、これも縁かと(勝手に思い込み)、新調した農作業アイテムと共に、いそいそ空路大分へ。
今年第2回目の百姓塾は4月29日〜5月2日までの日程。
赤峰さん、なずなスタッフと3泊4日寝食を共にしながら、農業・自然・環境・食・健康・いのち・生き方等を学んでいきます。あっ、もちろん農業実践が最優先です。のんびりと心と体、生き方などしているのは私くらいです。
♪循環循環循環農法・循環循環循環的生活・循環循環いのちはめぐる♪
それでは、新緑目覚ましい百姓塾5月の様子をお届けします。
朝7時食養庵玄関前の風景はいつもと変わらぬ清々しさ。山笑う季節。
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【なずな畑と野菜たち】
2月の堆肥の切り替えし作業。あんなに高く積んだはずなのに、半分程に減っていました。不熟部分には匂いが発生。更に切り返し、水をかけて踏み踏み。元気な堆肥になぁれ。
農薬、化学肥料を使わない循環農法には欠かせない肥料は時間と手間と愛情をかけて作られます。本物の野菜を栽培できる農法、お百姓さんはほんのわずかです。畑のない方は信頼できる生産者を探しましょう。気持ちがあったら家族分だけでも作ってみよう。
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しその植え付け。表と裏の葉の色が別なんですって。それは珍しい、欲しいわ。今から予約の予約します。
人参畑の草取りもしました。彼らは水分不足のため根を小さくしてコンパクトに生き延びています。そして数時間後、恵みの雨が降りました。赤峰さんと人参たちのアツイ友情を感じました。
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田んぼ、苗代に朝6時だよ全員集合。米の種は高く盛られたベットに丁寧に寝かされます。今では伝説になりつつあるもみまき作業を赤峰さん、スイートハンサムI、ワイルドハンサムNお弟子さんが続きます。なずなの玄米は一粒一粒に旨み成分が凝縮されていて美味です。あなたもそしてあなたも、食べると穀物自給率100%目指したくなります。
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いつも満面の笑みがたまらないMお弟子さん。その笑顔の秘訣を教えて下さいとお願いしたら、特に何もありませんとのお答え。笑顔王子いつかその秘訣をー。
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今年春入社のニューフェースKお弟子さん、頑張ってます。今回はお父さん、弟さんも百姓塾に参加されていました。家族揃ってなずなファンなのでしょう。
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元祖笑顔王子。日焼けしている赤峰さん。農機具を操作しながらも可笑しい話ばかり。いつでもどこでも誰にでも心を開いてくれる赤峰さんに女性ファン増殖中。
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草の中に跳ねるものを見ーつけた。虫類は苦手なのに捕まえてしまった。カメラ目線のめんこい奴。
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【合気道】
なずなワールドの皆さんが体得している合気道。前日大分大会で行った迫力ある演舞が披露されました。合気道は戦うのではなく、相手を思いやりながら投げる投げられる武道という。力のない女性の護身術としてもいかがでしょうか。
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【日本林業の現実】
実際に山林を探索するツアー。山の持ち主から理想的な植林、枝打ち、間伐、搬出について説明を受けながら歩いてみる。実は山本来の大切さは専従者、専門家にも知られていないらしい。長期に渡り山林を維持する立場の方が放棄してしまったのか。資本がかかりすぎるのか。日本中のあちこちで放置された山林現象が起きていると聞いてもったいない想いがつのります。地震、崖崩れとも関連性があるというのに。
企業がイメージ最優先に植林をアピールしている姿は、このへんがわかってないからでしょう。子供たちが間伐に精を出しているシーンは絵にならないからか。
間伐とは、これほどすけすけの間隔で木を残してあるので山が明くて仕方がない。木々の隙間からころよい光が入り、風が吹き動植物が生息できる環境が保たれている。山全体が呼吸している気配を感じながら、森林アロマ浴を体験。贅沢〜。
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人と人との間隔もこれくらいが必要かも。
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間伐された木の断面から推測すると、彼は36歳。
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【最終日は大宴会】
新人お弟子さんトリオによるコント30連発。頭の回転が速いのね。たくましい新人さんに拍手。
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第5〜7お弟子さんと塩場職人Hさんの共演。「貰えるものならなんでも」が耳に残っています。たけのこ姫は案外お似合いです。癖にならないよう気をつけましょう。
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第1〜4お弟子さんによる魂のエイサー
どれほどの苦楽を共にしてきたのか。言葉少ない彼らが、舞うことで私たちに伝えたいこと。あまりの迫力に正視できない、胸が熱い。すっかりやられました。赤峰さんも誰も彼もが涙涙。
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参加者からの出し物、ドンと鳴った花火。後方のお二人さん出遅れていますよ。
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お酒の入った陽気な赤峰さんと固い絆を確かめ合ったりも出来ます。特別オプションではありません。
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盆踊りに夢中
始まりは2人、それから踊らにゃ〜損損。いつのまにか会場が大きな輪と化しました。この時オーブが大量出現しています。もぅーお父さんの緩んだ嬉しそうな顔。これ以上はありません。
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締めはやっぱり腰の入ったスタッフGさんの一本締めで決まり。まだ可笑しくて楽しくて締められたくはないのですが。画面右から2人目のスタッフYさんの構えにもご注目。やはり人間大事なのは腰だわ〜。
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【なずな食堂】
ヨーガンレールの社員食堂、タニタの社員食堂にも劣らない、なずな食堂の開店です。日本の伝統食や玄米菜食を主に身土不二、地産地消、一物全体の心を大切に、食べ物をものではなく自然のいのちをありがとうと思っていただきます。その気持ちを言葉にするのも大事なんです。食に感謝すると、あちこちに感謝したくて、もう生きてるのがお得に思えてきます。さて、なずな食堂のメニューは、毎食盛り沢山で食べきれないほどですが、いつも完食してしまいます。野菜他の材料が新鮮なので、調味料は自然海塩、濃い口醤油、うるめだし、なたね油、ごまなどシンプルなもので充分。魚の煮付けにさえ砂糖みりんは不要です。メニュー内容は書き留めましたが、お時間の都合上割愛させていただきます。
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【おまけ】
農作業初心者の方にそろえると気分が盛り上がるアイテムをご紹介。地下足袋、建設現場の方御用達品と思っていましたらそうでもないのです。手袋はガーデニング用など可愛いのがあります。この他、つばの広い日焼け防止の帽子もあると良い。ゴルフのキャディさん愛用の帽子も可。畑も芝も変わりありません。ファ―。
まだ肌寒い北海道の畑にごぼうの種を蒔きました。昔なつかしい味のごぼうが出来きたら嬉しいなぁ。
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百姓塾に参加し毎度思うのは、全国各地からいろいろな思いで集まってきた方々に共通している、あるものについてです。それはお互い初めて会ったのに(なずなスタッフを含め)、受け入れる包容力、やさしさ、信念を皆持ち合わせていること。これは共に過ごしていて心地よいもので、言葉にすると安全・安心・平和・感謝とか様々なものにつながります。なかなかこういう場、人には会えませんから貴重です。
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今回も赤峰さんとスタッフの皆様に大変お世話になりました。素晴らしいホスピタリティに感激しながら、身も心も癒され放題、幸せなひとときでした。ありがとうございました。
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最後までご覧下さいましてありがとうございました。又、出演者の皆様お世話になります。